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日本アイ・ビー・エム株式会社

技術文書・技術解説

日本アイ・ビー・エム株式会社

使わないかもしれないDRサイトをお金を掛けずに作る方法

万一のことを考えれば、コールドサイトやウォームサイト、ホットサイトを用意すべきだが、使わずに済むお金はできれば使いたくない。そんなニーズを実現する方法を紹介する。

コンテンツ情報
公開日 2013/05/13 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 3ページ ファイルサイズ 185KB
要約
 ほとんどの業務をITシステムが支えている昨今、いつ起こるか分からない天災や停電、障害などから、業務、システム、データを守るバックアップサイトを用意しておくことは、収益や顧客からの信頼を担保するうえで必須となっている。特に万一の際、より迅速、確実にシステムを復旧、業務を継続することを考えれば、各システムの重要度に応じてコールドサイトやウォームサイト、ホットサイトを構築しておきたいところだ。

 だが一般に、事業継続のためのディザスタリカバリに投資するよう経営層を説得するのは難しい。ただでさえITコストが厳しく制限されている現状では、普段、使わないものに予算を確保してもらうのは至難の業だ。だが、ことが起きてからでは遅い。しかるべき対策を用意しておかなければ、いざというときにIT投資を上回る甚大な被害を受けることになる。

 では、なるべくコストを掛けずにDRサイトを構築する方法はないのだろうか? 本稿では、低コストで迅速・効率的にDRサイトを構築できる秘訣を、あるCIOの体験談を通じて紹介する。