技術文書・技術解説
日本電気株式会社
Windows Server 2003 クラスタの仮想化環境への移行について
コンテンツ情報
公開日 |
2012/07/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
30ページ |
ファイルサイズ |
652KB
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要約
Windows Serverでは、Microsoft Cluster Service (MSCS)を使用することでサーバクラスタリングが実現できます。しかし、Windows Server 2008 R2 Hyper-V上でのMSCSの構築では共有ディスクとしてiSCSI接続のストレージのみサポートされるため、既存のMSCSクラスタをHyper-V上へ移行するためには、iSCSI接続のストレージへの変更が必要となります。また、Hyper-VのゲストOS同士のクラスタ構成(ゲストクラスタ)でサポートされるゲストOSはWindows Server 2008移行に限られます。
NECのクラスタ環境構築ソフトであるCLUSTERPROはゲストクラスタをサポートしており、その場合、iSCSI接続に加えてFiber Channel(FC)接続ストレージも共有ディスクとして使用が可能です。また、その場合のゲストOSとしてWindows Server 2003もサポートされます。
本文書は、CLUSTERPROとFC接続ストレージを使用して、Windows Server 2008 R2 Hyper-V環境上にWindows Server 2003のゲストクラスタを構築し、様々な障害を発生させた際にフェールオーバーが正常に実行されるかどうかを検証したホワイトペーパです。