2000年代初頭に登場した「PPAP」とは、パスワード付きZIPファイルをメールに添付し、そのパスワードを別メールで送付するファイル共有の手法だ。長年、日本企業の慣習として定着してきたが、近年は官公庁や民間企業を中心に廃止の動きが加速している。2025年5月に金融庁が廃止を呼びかけたこともあり、現在では金融業界などでも運用の見直しが急務となっている。
脱PPAPが進む背景には、従来の手法がセキュリティ上のリスクを解消できないだけでなく、送受信双方の工数を増大させ、組織の生産性を阻害している実態がある。代替案として、Microsoft 365の外部共有、ファイル共有ツール、クラウドストレージの導入が検討されるが、各手法には運用負荷や導入コストの面で一長一短がある。
本資料では、PPAPの問題点を整理し、「セキュリティ」と「生産性」のバランスが取れた状態をゴールに据えた解決策を紹介している。代表的な3つの手法のメリット・デメリットの他、推奨されるファイル共有ツールの特長などについても解説しているので、参考にしてほしい。