クラウドサービスの普及やリモートワークの定着、IoTデバイスの急増により、企業ネットワークの境界は曖昧になった。さらに、ランサムウェアや標的型攻撃、内部不正といった脅威も増加し、従来の境界型セキュリティだけでは十分に対処できない状況が増えている。
このような背景から注目されているのが「ゼロトラスト」の考え方だ。ゼロトラストは「誰も信用せず、全てを検証する」を基本理念とし、アクセスのたびにユーザーやデバイスの状態を評価し、最小権限の原則に基づいて制御する。単一の対策ではなく、多要素認証や継続的な監視、多層防御を組み合わせることで安全性を高めていく点が特長だ。
本資料では、ゼロトラストを実現するための3つの柱として、インシデント対応の自動化と統合、クラウドネイティブなセキュアアクセス基盤の構築、自己学習型AIによる異常検知と自動防御を取り上げ、それぞれの役割と導入のポイントを解説する。ゼロトラストを構想段階で終わらせず、実装へと進めるためのヒントが詰まった内容だ。