新規事業の開発を進める上で、想定顧客へのヒアリングは、取り組みの成否を分ける重要なプロセスとなる。しかし、いざヒアリングを行おうとすると、インタビューの設計に苦戦し、「自社の仮説は正しいのか」「本当にニーズはあるのか」といった懸念を抱いてしまうケースも多い。
そこで参考にしたいのが、大手企業7社における想定顧客ヒアリングの取り組みだ。例えば三菱電機では、まずアンケート調査で業界全体の傾向を把握してから、インタビューで課題の背景や業務の文脈を深掘りし、仮説の妥当性と優先度を検証することで、解像度を向上させたという。またリコーでは、属性を変えながら複数人に同一設問でインタビューを行い、課題の共通点と差分を整理し、事業仮説の検証などに活用している。
本資料ではこの2社の他、富士フイルムビジネスイノベーション、富士通、第一生命保険、NTTデータ、ソフトバンクを含む計7社の事例を取り上げ、想定顧客ヒアリングを成功させるためのポイントを探っている。インタビューの相手や内容、進め方の工夫を各社が端的に紹介しているので、参考にしてほしい。