IoT製品のセキュリティを強化する「IoT-SOC」、失敗しない導入のポイントとは？

　IoT製品を取り扱うメーカーにとって、製品セキュリティ対策の強化は喫緊の課題となっている。その背景には、IoT製品を狙ったサイバー攻撃の増加や高度化がある。特に、自動車や医療機器、スマートホームデバイスなど、人々の生活に密接に関わるIoT製品におけるセキュリティインシデントは、人命や社会インフラに影響を及ぼしかねない重大なリスクになる。

　このような状況を踏まえ、IoT製品のセキュリティ監視を担う仕組みとして重要となるのが、IoT製品に特化したセキュリティオペレーションセンター（SOC）であるIoT-SOCだ。導入に当たっては、「製品に適した監視ルールの策定」「製品監視に適した分析エンジンの選定」「IoT-SOCの運用を担う人財の確保」といった複数のポイントを考慮する必要がある。

　本資料では、一般的なITインフラと比べてソフトウェアのアップデートが難しく、脆弱性が残存しやすいIoT製品がサイバー攻撃の標的となっている現状を紹介した上で、その対策としてのIoT-SOCの重要性を解説する。併せて「導入する際の3つのポイント」「構築から運用までを外部に委ねる方法」についても解説する。