ビジネス環境の急速な変化に対応するため、DX推進は多くの企業にとって重要な取り組みとなっている。しかし、DXプロジェクトを開始したものの、思うように前に進められていない企業も多い。DX推進担当者を対象とした調査によると、DXプロジェクトが停滞する主な原因は、「要件定義段階(要件の明確化/プラン策定)」と「実行段階(プロジェクト実施/進捗管理)」にあることが分かった。
これらの段階では、「業務プロセスの可視化と分析ができていない」「顧客視点でのニーズの把握/分析が不足している」といった課題が存在しているという。また、DXプロジェクトの成否を分ける要因として、約4割が「プロジェクトマネジメントの質」だと考えていることも明らかになった。
本資料では、従業員数1000人以上の企業に勤めるDX推進担当者132人を対象に行った調査の結果を基に、DXプロジェクトが停滞/失敗する要因を解説する。併せて、DX推進の中核人材を育成する際に「重視すべきポイント」「各社が実際に取り組んでいる施策」も紹介しているので、DX人材の育成を本格的に進めたい企業は、ぜひ参考にしてほしい。