ガラス、電子、化学、ライフサイエンス、セラミックスなど、幅広い分野で事業を展開しているAGC。同社の化学品カンパニーでは、2021年に製造領域でのデータ活用を開始した。2022年には、製造業務の知識に加え、データ解析スキルをも有する人材の育成に取り組み始めた。
そして2024年からは、データ活用の対象をビジネス領域にも広げ、オフィス業務やサプライチェーン管理、人事といった領域でDXを推進。その取り組みを開始してからわずか1年で、年間6000時間もの業務削減を実現したという。これら一連の取り組みに多大な貢献を果たしたのが、ノンプログラミング型で直観的に操作できるデータ分析プラットフォームだった。
同社はもともと、各領域にデータが散在し、収集や転記作業に時間がかかるという課題を抱えていたが、同プラットフォームを導入し、Excelを中心とした反復業務や集計作業を自動化したことで、作業時間を大幅に削減できたという。本資料では、同社の取り組みをさらに詳しく紹介する。