人事業務全般を自動化・効率化する「人事システム」の導入を検討している企業は多いだろう。しかし、システムの選定を誤ると、「仕様変更や追加作業の発生」「プロジェクトの遅延」といった事態を招くこととなる。システム選定を成功に導くには、どこから着手すればよいのだろうか。
人事システムの選定は、「企画」「選定」「導入」という3つのフェーズに分けることができるが、このうち最も重点を置くべきは企画フェーズだ。企画フェーズでは、「現状の課題」「システム導入の目的」「期待する効果」を、現在行っている「業務」を根拠に組み立てることが重要だ。客観的事実である業務を基に検討することで、矛盾やブレのない説得力のある企画を立案できる。次の選定フェーズに移行する際も、自社の課題解決に寄与するベンダーをスムーズに選定することが可能となる。
本資料では、企画フェーズにおける4つのステップをそれぞれ紹介する。各ステップの進め方や、RFP(提案依頼書)に記載すべき項目などを解説している。機能要件の作成を効率化するサンプルも用意しているので、活用してほしい。