システムやインフラは現代のビジネスを支える基盤だが、近年その複雑化/分散化が進んでいる。そのため、順調に見える場合でも、その裏側には、予期しないパフォーマンスの低下や重要なアプリケーションのクラッシュといった“混乱の要因”が潜んでいる可能性がある。これらの障害が発生すれば、組織や顧客に大きな影響が及び、ビジネスに深刻なダメージをもたらす。
このような事態を未然に防ぐ仕組みとして注目されるのが“オブザーバビリティ”だ。これは、ログ/メトリクス/トレースといったリアルタイムデータを収集/分析し、システム内部の状態を可視化する仕組みである。監視のように事前定義した指標の異常を検知するだけでなく、問題の根本的な原因を明らかにし、トラブルを未然に防ぐ役割を果たす。
本資料では、オブザーバビリティの「基礎知識」「期待される役割」「メリット」「導入時に考慮すべきポイント」を解説している。さらに、業界標準の「OpenTelemetry」に対応し、精度の高いインサイトをリアルタイムに取得できるオブザーバビリティ基盤の機能や特徴を解説するとともに、4社の導入事例も紹介しているので、併せて参考にしてほしい。