2012年の設立以来、ビジネスを順調に拡大しているマネーフォワード。同社は事業のフェーズに合わせ、まずは「紙からの脱却」、次に「稟議サービスと電子契約サービスの導入」、最後に「稟議と電子署名の一本化」と大きく3つのステップに分けて契約業務体制の見直しを行った。
 その過程で開発した電子契約サービスが多くの企業に採用されるなど、今では企業の契約業務の効率化を後押ししているが、自社の業務改善が初めからうまくいったわけではなかったという。例えば、稟議サービスと電子契約サービスを別々に導入したことで、二重ログインや転記ミスが発生した他、レクチャーに時間がかかるなど非効率的な状況に陥った。
 最終的に、契約業務の“真の効率化”には、稟議から締結、管理までを一気通貫で行えるサービスが不可欠だとの結論に至り、自社での電子契約サービスの開発・導入に踏み切ったという。本資料では、同社の契約業務改善の道のりやシステム導入の舞台裏を紹介する。急成長企業や上場準備企業が陥りがちな課題の他、将来を見据えたシステム選定の重要性を実体験に基づき解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。