安全性の高いファイル共有手段として多くの企業が利用してきた「PPAP」(パスワード付きZIPファイルとパスワードをメールで別送する手法)。近年は、セキュリティリスクや業務効率低下の懸念から、脱PPAPを図る動きが加速している。しかし、慣習的にPPAPの運用を続けている企業もまだまだ多く、PPAPの代替手段を検討している企業もあるのではないだろうか。
 まず、脱PPAPの代表的な方法を確認していくと、「ファイル共有ツール」「クラウドストレージの活用」「Microsoft 365を使った外部共有」の3つが挙げられる。いずれもPPAPに代わる有効な手段だが、それぞれセキュリティと生産性の面でメリット・デメリットがある。自社のIT環境やセキュリティポリシーと照らし合わせ、最適な方法を見極めることが大切だ。
 本資料では、PPAPの問題点や脱PPAPの目的を再確認しながら、3つの方法それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説する。ファイル共有ツール、クラウドストレージ、外部共有の“いいとこどり”をしたソリューションも紹介しているので、自社のファイル共有環境を見直すうえでぜひ参考にしてほしい。