“変化に強い金融機関”へ導く、顧客起点の意思決定を実現するための仕組みとは

　テクノロジーの進化や市場／規制の変化が激しくなる中、金融機関ではチャネルごとに顧客体験が異なる上に、マーケティング／与信／不正検知／リスク管理などの各業務が独立して運用されることで、サイロ化とデータ断片化が進んでいる。これにより、部門横断の意思決定や迅速な市場対応が難しくなり、顧客対応の一貫性も損なわれている。

　このような課題を解消するのが“顧客起点の全社意思決定”だ。サイロ化を解消し、顧客とのあらゆる接点をつなぎ、全ての情報を単一の基盤上で統合することで、分析にとどまらず、収益を生む意思決定を全社で一貫して実行できるようになる。これにより業務効率や正確性を高めながら、リスクの軽減や顧客満足度の向上を図ることが可能だ。

　本資料では、全社的なデータ連携とAIの活用を通じて、顧客中心の判断を全社規模で統一するための5つのステップを解説する。サイロ化の解消やデータの民主化、AI／MLプロジェクトの成功率向上といったメリットを享受し、変化に強く、信頼性と収益性を両立する金融機関を目指すための指針として、ぜひ参考にしてほしい。