エンジニアの獲得競争が激化する中、フリーランス活用によってプロジェクトを推進する事例が増えてきた。自社で採用しようとしても、「求めるスキルや経験を持つエンジニアからの応募が来ない」「内定承諾が取れない」など、採用活動の難易度が増しているためだ。
ヤマハモーターソリューションも、エンジニアの採用に関する課題を抱えていた。同社の拠点は静岡県にあり、製造業という特性上工場や現場との連携も多く、どうしても対面でのコミュニケーションが要求される場合があるため、正社員のキャリア採用は通勤圏内の在住者に限られてしまう。協力会社を通じて採用活動しようにも、ニーズに沿ったエンジニアの確保が難しい状況だったという。
同社はこのような状況の解消に向け、フリーランス活用に踏み切った。その結果、自社のニーズに即したハイスキルなエンジニアを確保し、人と技術のモダナイズを実現。ハイスキルなエンジニアの参画により、社員のスキルも底上げされたという。本資料では、同社の他にTENTIALの事例も紹介。2社の取り組みから、フリーランスエンジニア活用で解決できる課題や成果につなげるポイントを探る。