調達業務では、データやITを活用することで、自動化・効率化・スピードアップ・品質向上を図る「調達DX」が推進されている。このような取り組みは、多くの企業で既に進行中だ。
年商500億円以上の企業を対象に実施したアンケートでは、資材・購買・調達部門に加え、経営・経営企画部門、情報システム部門、DX関連部署が回答しており、最も多かった取り組みは「購買データの整備・可視化」だった。次いで「パートナーマネジメント」「リスク管理の強化」「コンプライアンスの強化」などが挙げられた。一方で、人手不足や社内連携の難しさ、進め方の不明瞭さといった課題があり、成果を適切に測定・分析・評価・活用できている企業は少ない。
本資料では、アンケートの結果を基に、調達DXが思うように進まない要因を明らかにし、推進を成功に導くための具体的なアプローチを提示している。確実な成果を得るためには、各部門の連携、経営層による適切な支援、外部専門家の協力などが求められる。これらの要素を踏まえた具体的なユースケースも紹介しているので、ぜひご覧いただきたい。