今や世界的にIT人材が不足しており、日本企業が活用するオフショア開発先でも人件費は上昇している。このような状況の下、AIを開発プロセスに取り入れ、従来の「大人数・低コスト」から「少数精鋭・高創造性」へと移行する企業が増えている。
大手中古車ポータルサイトを開発するPROTO SOLUTIONも、ベトナムのオフショア開発チームにおいて対応が急務となった。そこで同社は創造性の高い業務に人的リソースを集中させるため、開発タスクの多くにAIを導入した。同ツールは、開発者がツールに機能追加の指示を出すと、ツール側でファイルの構造や既存機能の実装状態を確認した上で、整合性の高い実装を行うという。
この仕組みにより、大規模なコードベースを持つプロジェクトにおいても効率化と一貫性を両立できる。本資料では、同社が生成AIを搭載した開発支援ツールを活用し、大規模サイトの機能追加プロジェクトにおいて成果を上げるまでの経緯を紹介する。同ツールの活用で得られた「品質向上」「開発者のレビュー・修正時間の短縮」「定量的に測定された開発工数削減効果」などの効果についても詳しく解説している。