国内においても高い水準で推移しているランサムウェア被害。昨今は「社会的影響の大きな企業・団体」を狙い撃ちする傾向が高まっている。また、リモートワーカーのエンドポイントやVPN機器などの脆弱性が狙われるケースも多い。さらに、バックアップデータそのものが標的になるパターンも増えている。
もはや従来のデータ保護対策では、ランサムウェア攻撃には不十分だといえる。「バックアップを取っておけば大丈夫」「外部媒体なら安全」といった単純な話ではなくなってきている。このような状況において、防御側の組織は、脅威の侵入を前提としたサイバーレジリエンス重視のアプローチへの転換を迫られている。このアプローチがフォーカスするのは、被害の最小化と迅速な復旧だ。その実践において、データ保護の最後の砦となるのが、実際にデータを蓄える役割を担っているストレージだ。
本資料では、ストレージ中心の先制的なデータ保護へと転換することの必要性について解説している。データ保護対策を考えるに当たって押さえておくべき5つのポイントとともに、具体的なソリューションも紹介しているので、参考にしてほしい。