人事評価制度は、「給与や配属などの処遇の決定」だけでなく、「従業員の教育・育成」「採用力の強化や企業文化の醸成」にも寄与する重要な仕組みだ。しかし、評価結果に不満を持つ従業員が多いなど、制度が効果的に運用されていないケースも見られる。
このような状況を回避するためには、何を、どのような割合で、どのように評価するのかを明確にし、制度設計を進めることが重要となる。創出したい社員の行動や企業文化から逆算し、評価項目とその配分を定めた上で、「目標管理制度(MBO)」や「コンピテンシー評価」「360度評価」などの評価方法を活用し、自社に最適な評価制度を構築することが求められる。
本資料では、人事評価制度の核となる「等級制度」「評価制度」「報酬制度」の3つの要素について、その設計方法を体系的に解説する。豊富な支援実績を有するコンサルティング会社のノウハウを凝縮しており、人事評価制度の設計・見直しを進める際の参考資料として活用していただきたい。