オンライン授業が普及している教育現場では、授業のピークタイムやPCのアップデートのタイミングが重なることで、ネットワークが不安定になり、映像や音声が途切れるといった問題が頻発している。このような事態を回避し、快適でスムーズな授業を提供するために、ネットワーク環境の見直しが進められている。
複数のキャンパスを擁し約5000人の学生が学ぶある大学でも、学生と教職員の不満を解消すべく、抜本的なネットワークの再構築を実施した。従来のサービスであるPPPoE方式に比べ、収容設計が大きく、混雑しにくいIPoE方式へとシフトした。さらに、Windows Update通信を自動で識別・制御する仕組みを導入し、アップデート時には通常のトラフィックとは分離された別経路を通すことで、授業への影響を抑えることが可能となった。
安定したネットワーク環境の構築により、ハイブリッド授業やアクティブラーニングといった、より高度な学習形態にも積極的に取り組むことが可能になったという。同大学は、どのような製品を導入してネットワークの再構築を進めていったのだろうか。本資料で詳しく見ていく。