物流は、企業活動の根幹をなす重要な機能だ。しかし近年では、市場環境の急速な変化に対応しきれず、さまざまな課題が顕在化しつつある。このような状況の中で、物流改革の必要性を痛感する企業が増加している一方、「何から手を付けるべきか」「どのように進めればよいのか」といった声も少なくない。
物流改革の最終的な目標は、業務プロセス全体の効率化だ。この効率化を図るに当たって、まず実践したいのは、自社の物流部門がどのような課題を抱えているかを把握することだ。例えば、「手作業が多い」「在庫管理の精度が低い」「ミスが頻発する」「業務が標準化されていない」といった課題を洗い出し、それぞれの課題に対する解決策を検討することが望ましい。
本資料では、物流業務の効率化の必要性について述べるとともに、この目標を達成するための第一歩として「自社の物流部門が直面している課題の可視化」を提案している。現場でよく見られる課題とその解決策を整理したチェックリストも掲載しており、業務効率化への取り組みを始めたい企業にとって有益な内容となっている。