労働人口減少や技能継承問題などを背景に、「企業知」の活用ニーズが高まっている。しかし、既存AI技術のLLMでは、図表や画像を含む複雑なビジネス文書の読解精度が不十分であり、企業知の高度活用には限界がある。リコーもこのような課題を抱える企業の1つだった。
課題解決のために導入したのが、生成AI開発データ作成サービスだ。同社ではマルチモーダルLLM向けのデータ収集・アノテーションを採用し、「1万件以上に及ぶ国内企業のIR情報の収集」「数千件単位の帳票フォームの収集」「収集したデータへのアノテーション」を実行。これらの効果によりモデル開発を加速させ、同規模のオープンソースモデルを凌ぐ性能を確保しつつ、省コスト・省リソースでの運用を実現した。
本資料では同社の他6件の事例から、この生成AI開発データ作成サービスについて紹介する。また、提供元では経済産業省が立ち上げた生成AI開発プロジェクト「GENIAC」応募への支援や、GPUクラウド環境の提供コンサルティングなども行っている。ぜひ資料で詳細を確認してほしい。