フロアマットやモップのレンタル事業などを展開するサニクリーン中国は、営業担当者の業務を効率化するため、紙伝票のペーパーレス化に着手した。そこで約25年使用していた基幹システムを刷新し、伝票と関連業務の電子化を実現するために、端末として約450台のタブレットPCを導入した。
その結果、営業担当者は、帰社後30分以上かかっていた手計算の集計業務を削減し、新規提案の準備や顧客への対応に費やす時間を増やせるようになったという。また事務担当者の残業時間や印刷関連のコストが2割程度削減するなど、さまざまな成果を生み出している。また、社外に持ち出す機会が多いタブレットPCの情報漏えい対策として、データレスPCの環境を選定した。
データレスPC環境を備えたタブレットPCを、全てレンタルで調達したことで「初期コストの軽減」と「大量のPCを一気にセットアップする負荷の軽減」も実現した。本資料では、同社の事例から、営業業務のペーパーレス化とデータレスPCの活用による成果を紹介する。業務の効率化と情報セキュリティ対策の強化を両立させたい担当者にとって、実践的なヒントが得られる内容だ。