大阪府南河内医療圏の急性期医療を担う大阪府済生会富田林病院。同院では、社会福祉法の改正と新人事給与制度への移行を機に、人事給与システムのリプレースを決断した。
リプレース前は、紙ベースの出勤簿から必要なデータを抽出し、手入力で給与計算システムに登録していたという。そのため、人的ミスの発生リスクだけでなく、業務の効率性や作業の正確性に対する不安など、さまざまな問題が浮上していた。また、当時のシステムでは操作ログを取ることができず、ガバナンス上の課題も抱えていた。そこで、新たなシステムの選定に当たっては、「標準機能で全ての人事給与業務を完結できること」「勤怠管理システムと連携してスムーズに給与計算ができること」を要件に製品選びを進めていった。
同院では、新システムの導入により人事給与業務のプロセスを変革したことで、新しく職員の採用活動や教育など他の業務に取り組むことが可能になった。それでは、具体的にどのようなシステムを採用し、成果につなげたのか。本資料で詳しく紹介する。