大手造船メーカーの常石造船では、ある情報管理ツールで図面管理システムを構築していた。このシステムは、日本/フィリピン/中国で利用する設計図面の閲覧などに利用されていたが、ユーザー数に応じた課金制だったため、利用者を入れ替える形で運用していたという。
このような課題から、図面管理システムのリニューアルを検討するに至った。新たなシステムには、「ランニングコストを抑えられること」「Active Directory連携によるメーリングリストでのユーザー権限管理ができること」「豊富な導入実績があること」という条件が求められた。これらの条件を満たすだけでなく、多言語にも対応した文書管理システムを採用したことで、約1000人のユーザーが常時利用できるようになっただけでなく、従来よりもランニングコストを抑えながらグローバル利用の利便性を向上させることもできたという。
また、運用が複雑だった設計図面の検索業務も大幅に効率化されたという。本資料では、「システムを移行するまでのプロセス」「導入後の成果」「開発を担当した業者のサポート内容」についても詳しく解説している。