基幹系システムの停止は、ビジネスに大きな損害を与えかねないため、多くの企業が重要なデータをバックアップしているという。しかし、バックアップは、あくまでもシステムの停止に伴うリスクを最低限に抑えるというものだ。復旧までの期間に損失が発生してしまう。
そこで注目したいのが、複数のサーバを利用するHA(高可用性)クラスタだ。これは、障害発生時に自動で他のサーバに切り替えるというもので、「コストパフォーマンスが高い」「バックアップよりもダウンタイムを減らせる」という特徴がある。自動監視や自動復旧などの機能を活用すれば、IT人材の不足を解消することも可能だ。コストバランスを最適化するために、バックアップと組み合わせることも有効な一手になる。
本資料は、システムの可用性を向上させるものとしてHAクラスタの有用性を解説する。金融業界/物流業界/製造業界など、HAクラスタの利用が多い業界におけるシステム例も紹介しているので、併せて参考にしてほしい。