テレワークをはじめとする多様な働き方が浸透し、組織の在り方は大きく変化している。さらに、雇用形態や勤務形態、労働に対する価値観の多様化が進んだことで、組織マネジメントにさまざまな課題が生じている。その結果、マネジャーが組織づくりやメンバーの育成に頭を抱えているという声も多く聞かれるようになった。
こうした状況の中で、メンバー個人に焦点を当てた対話である「1on1ミーティング」を取り入れる企業が増加している。1on1ミーティングを通じて、マネジャーは、「これまで知らなかったメンバーの一面を知ることができる」「メンバーの心身の変化・トラブルを事前に察知できる」といった効果を得ることができ、組織づくりにおける多様な課題解決につなげることができる。
ただし、こうした効果を得るためには、1on1ミーティングを習慣化することが不可欠となる。また、共感力・観察力・質問力・伝達力といったスキルをマネジャーが身に付けておくことも大切なポイントだ。本資料では、1on1ミーティングがもたらす効果を確認しながら、それを最大限に引き出すために押さえておきたい3つのポイントを紹介する。