飲食店CLASSIC HD INC.が実践する、経営を“自分ごと化”する仕組みづくり

　CLASSIC HD INC.は、東京都内でイタリアンレストランやフレンチレストランバーなど、計16店舗の飲食店を運営している。飲食業界では経験を積んで独立するのが一般的だが、同社は独立せずとも自分の店を持てる仕組みを構築。また、決算書や給与を公開する「極度の情報開示」と、管理ではなくマネジメントに特化する「極度の権限委譲」により、従業員が経営を“自分ごと化”できるようすることで、高い定着率と長い勤続年数を実現している。

　この運営を支える要素の1つが、新たに導入した決済システムだ。従来1日がかりだった業務が数時間に短縮され、データ分析が活発になった。ABC分析をはじめとする店舗分析のエビデンスとして活用し、意思決定や課題抽出・改善のスピードを向上させている。売上が向上した際も、その要因を特定し、他店舗と共有することで成功を再現している。

　キャッシュレス化も推進し、現金・カード・電子マネーの計算・集計を不要とすることで、レジ閉め作業の負担を軽減した。また業務効率化を進めることで、働き方改革にも貢献している。本動画では、同社の取り組みから、働く人を引きつけ、ビジネスを成長させるための秘訣を探る。