顧客と注文情報のひも付けが容易に、自転車メーカーに学ぶ満足度向上策

　自転車を販売するだけでなく、カスタマイズや修理など顧客一人一人との関係性も大切にするトーキョーバイク。直営4店舗を構える他、その製品は日本全国200店舗、世界30以上の国や地域にも展開している。このように事業を拡大する同社にとって課題となっていたのが紙書類だった。

　顧客管理を紙書類で行っていたため、顧客からの問い合わせの際に資料探しに多くの時間を要することが少なくなかったのだ。そこで東京・清澄白河でのフラグシップ店オープンを契機に、ペーパーレス化も実現できる新しい決済システムを導入した。タブレットなどのデバイスにアプリをダウンロードするだけで利用可能という導入ハードルの低さに加え、何店舗でも無制限に利用できる点が魅力だった。

　導入後は、売り上げデータが可視化されて現状を分析しやすくなったほか、フラグシップ店の広いスペースのどこでも小型のリーダー1つで決済できるようになり、来店客の待ち時間を削減するという効果も出ている。本動画では同社の事例から、この決済システムがもたらした幅広い効果について紹介する。