売り上げ基準でメニューを刷新、決済システムを活用したデータ分析とは

　ジャンクなヴィーガンをうたい文句に、プラントベースに対する食の偏見を超える方法を追求する「CIRTY CAFE」では、テークアウトを主体に、店舗販売の他、希少な商品の開発を売りに小ロットを強みとして人脈を生かした卸売を展開。誰もが想像できる味・見た目・ネーミングに加えて、迅速なメニュー切替により、人の味覚に合わせた商品の継続的改善を行っている。

　そのサイクルを実現しているのが決済システムを活用したデータ分析であり、看板商品を基準に販売継続や終了の判断を行っている。同システムは1台で幅広い決済方法に対応可能なため、海外からの旅行者に対しても取りこぼしがない点が大きなメリットになっている。

　また、店舗の立地・構造上の理由から電車の到着に合わせて利用者が増えるため、オーダーとそれぞれの待ち時間などを表示するキッチンディスプレイシステムを活用。スタッフの体感ではなく、実際の提供時間を把握しているという。本動画では同店の大瀧瑞紀氏が、偏見を超えて食べてもらえる料理の工夫とビジネスの広げ方を紹介する。