データ駆動型ビジネスの実践に向けた仕組み作り、何から始めてどう進める？

　データに基づき、迅速かつ適切な意思決定を下す“データ駆動型ビジネス”への転換は、多くの組織にとって喫緊に取り組むべき課題の1つになった。しかし、データが社内のさまざまなシステムやサービスに散在している組織は少なくない。これでは、信頼できる統一的なデータソースがないため、結局どのデータを見て意思決定を行えばよいのか分からなくなってしまう。

　このような状況を改善するためには、社内のあらゆるデータを統合して、単一の基盤上でデータ分析やデータ活用ができるような環境を構築することが必要だ。これにより、根拠のあるデータを利用して、データに基づいた意思決定やアクションが実行できるようになるため、製品の品質改善や顧客満足度の向上、より優れた顧客体験の創出につなげられる。

　本資料では、データを統合することの重要性やデータ統合を行う手順について解説する。さらに、そのために必要なETLの役割を解説するとともに、開発なしですぐに運用できるETLツールを紹介する。1週間かかっていたデータ転送が30分で完了した事例なども紹介しているので、併せて参考にしてほしい。