データ基盤とは、組織がデータを効果的に収集・管理・分析できるようにするためのインフラのことだ。これにより、データの一元化やデータ品質の担保が可能となり、データドリブンな意思決定を実現できる。オンプレミス環境でデータ基盤を構築する場合、データエンジニアには膨大な工数が求められる。組織の規模を問わず、運用・人員・データ連携の面でさまざまな課題が生じる。
そこで注目したいのが、ETLツールだ。これは、データのExtract(抽出)、Transform(変換)、Load(書き出し)という3つのプロセスを自動化・効率化するプラットフォームだ。異なるシステムやソース(データベース、ファイル、APIなど)からデータを抽出し、目的に応じて変換・加工した上で、データウェアハウスやBIツールなどのターゲットシステムに読み込む役割を果たす。
本資料では、データ基盤の主な役割や必要性、オンプレミス環境で構築する際のステップとその難しさを解説するとともに、ETLツールのもたらすメリットについて紹介する。ぜひ目を通していただきたい。