世界各国に店舗を構え、自然派オーガニック化粧品を扱うロクシタン。同社は、急成長を遂げる中、事業部門のプロセスをサポートすべくSAP ERPを導入した。だが同社のユーザーは、30万種類に及ぶ製品のマスターデータを管理する必要があるため、作業に時間がかかりすぎるという課題に直面していた。
従来、同社でSAP ERPを操作する方法は2つあった。しかし、標準のERP機能を使用する方法では手作業によるエラー、LSMW(Legacy System Migration Workbench)を使用する方法では変更のたびにIT部門に作業を依頼する手間といったように、それぞれに問題があった。そこで同社は、このプロセスを合理化すべく、SAPへのデータ転記を自動化するソリューションを、新たに採用することとなった。
これにより、各ユーザーがSAPのビジネスルールに準拠しながら、データを自分自身で管理できるようになり、データ処理時間が4分の1に短縮された。また、手作業での入力作業が不要になったことで、データ品質や正確性が向上し、保守コストも削減されるなど、多くの効果が生まれている。本資料で、その詳細をぜひ確認してほしい。