金融サービス業において、しばしば不正防止策がコストセンターとして捉えられることの理由としては、不正防止策への投資額と金融犯罪による損失額・被害額の間にあるギャップが挙げられる。不正防止策への投資は増加傾向にあるにもかかわらず、金融犯罪による損失額や被害額は依然として上昇している。
しかし視点を変えて、不正防止策を財務上の収益経路として捉え直せば、緩和策がビジネス価値の推進要因となり、企業の収益拡大につながる可能性があることが分かる。それでは、企業の情報セキュリティ部門のリーダー(CISO)は、収益の維持とセキュリティの強化をどのように両立すればよいのだろうか。
本資料では、不正防止策への投資が収益を生む要因となり得る理由について解説している。併せて、CISOが不正防止策をプロフィットセンター化するために実践すべきポイントや、推奨される分析主導型のセキュリティプラットフォームについても紹介しているので、参考にしてほしい。