2024年の国内セキュリティ市場規模は、前年比で7.6%増の1兆455億円に達するという調査がある。ただ、企業がこれほどにセキュリティ対策に注力する一方で、「何から着手すればよいか分からない」という声も多い。必要な対策を見極めるために、まず自社の状況を整理しておきたい。
現状把握ができれば、自然と次の一手も見えてくる。例えば、これから取り組みを始める企業や、業務でスマートフォンなどのデバイスを多用している企業では、脅威の侵入を未然に防止するEPPや、侵入後の影響を最小化するEDRなどを導入するのが良いだろう。また、テレワーク環境を整えたいなら、ゼロトラスト実現につながるSASEや、ネットワーク管理をソフトウェアで制御できるSD-WANなどが対策の候補になる。
本資料では、取り組み状況が一目で分かる「セキュリティ対策マップ」をベースに、各領域における具体策を解説している。セキュリティ対策は幅広い領域の対応が求められるだけに、自社にとって今必要な対策を見極めることが難しい。本資料が、その指針になるだろう。