医療機関においてもサイバー攻撃の脅威が増加し、リモートワークや拠点間通信が一般化した今、安全なWebアクセスの確保が多くの企業で課題となっている。キャップスクリニックを運営しているCAPSグループも、その1つだ。従来のVPN環境では、マルウェアへの迅速な対応が困難で、通信トラブル時の特定も難しく、通信の可視化/安定化が急務となっていた。
加えて、高度化するランサムウェア攻撃への対策など、追加のセキュリティ対策も必要だった。そこで採用されたのが、SD-WANと次世代SSEを柱としたSASEソリューションだ。通信の詳細な可視化はもちろん、VPN装置の廃止、ゼロトラストに基づくアクセス制御、AIによる自動化などを実現できる点が、導入の決め手となった。
導入後は、コンソール画面から通信内容を容易に確認できるようになった他、運用負荷の軽減、リモートワーク環境での安全性強化など、多くの効果が現れ、全拠点への展開も進んでいるという。同グループがSASE導入時に重視した5つのポイントや、採用されたSASEの特長を本資料で詳しく見ていこう。