グローバル空調機器メーカーとして170カ国以上に展開するダイキンは、事業拡大が加速する一方で、IT資産管理の属人化や複雑化といった課題に直面していた。同社では市販ツールを組み合わせて資産を管理していたが、海外拠点では組織ごとに対応しており、資産管理の不備を原因とするセキュリティ上の課題も発見されていたという。
これらを改善するために、IT資産管理の仕組みの抜本的更新を決定。導入したソリューションは台帳情報の統合管理が可能で、直感的なUIと、高い拡張性を備える製品だ。海外拠点への導入には苦労があったものの、段階的かつ丁寧な進行により、全社的な展開が実現した。
導入によって、海外拠点がそれぞれどのような資産を所有しているのか、手に取るように分かるようになったという。また、国内でもIT資産の一元管理を実現し、どの部門の誰が何を使用しているかをリアルタイムかつ正確に把握できるようになり、セキュリティ上の弱点も大幅に減った。さらに、棚卸し業務の効率化も実現した。本資料では同社の事例を基に、この資産管理ソリューションについて紹介する。