SOC(セキュリティオペレーションセンター)の運用には多くの企業が頭を悩ませている。この主な要因は、サイバーの脅威が大規模化・巧妙化する一方で、対応する人材のリソースやスキルが不足していることにある。ある調査によれば、89%の組織がセキュリティに関するスキル不足を感じ、73%が数年間にわたりこの課題を解決できていない。
そこで注目したいのがSOAR(セキュリティのオーケストレーションと自動化によるレスポンス)だ。SOARは大量のアラートチェックやこれに伴うセキュリティ業務の効率化をサポートし、担当者の負担軽減を実現する。これにより、人材のスキル不足を解消。さらに、人材の有効活用、セキュリティ対策の強化や対応の迅速化も期待できる。
本資料ではSOCの課題を解説するとともに、SOARを導入することのメリットを紹介する。その上で、あるSOARソリューションを導入してインシデント対応を自動化した際の具体的なROI(費用対効果)を示しているので、ぜひ参考にしていただきたい。