「部品と設備のコモディティ化」「グローバルな競争の激化」などを背景に製造業の参入障壁が下がり、異業種からの参入が目立ってきた。その結果、品質の安定しない商品が低価格で市場に投入されるようになっている。これにより、消費者への不利益だけでなく、商品廃棄による環境への負荷が増大するといった問題も発生している。
安定した高品質の商品を提供していくためには、QCD(Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期)の観点で競争力を強化することが必要だ。しかし、設計部門と製造部門が個別に改善サイクルを回す従来の手法では限界がある。そこで本資料では、設計部門と製造部門の連携を図るために、部品情報に基づいて標準化された手順/設計図/工場の製造実績などをひも付けして一元管理する製品を紹介する。
これにより、製造時に発生した不具合が「どの製品やラインで発生したのか」「問題は部品起因なのか、人的要因なのか」など、定量的に分析できるようになるため、QCDの向上が期待できる。本資料では、同製品の機能や特長、課題解決に向けた3段階のアプローチについて解説している。