スペースに制約のある環境において情報(クレーム)を安全に渡すための標準仕様であるJSON Web Token(以下、JWT)。JWTは、多くの主要なWebフレームワークで利用されている。その特長は、シンプルかつコンパクトに一連の情報を表現し、信頼性を検証するための署名を使用できることだ。
またJWTは、JSON Web Signatureを使用して署名したり、JSON Web Encryptionを使用して暗号化したりすることもできる。従来は、検証や暗号化の問題に対して、個人や組織が個別に解決策を実施してきた。しかし、JWTの登場により、二者間で情報をやりとりする際に、検証や暗号化にも対応できるシンプルなコンテナ形式を利用できるようになったという。
本資料では、JWTのアーキテクチャの特長や利用例などを解説するとともに、アルゴリズムやベストプラクティスなどについても紹介している。JWTは一見シンプルに見えるため、簡単に使用できると思われがちだが、残念ながらそうではない。JWTを活用するにはどうするのがベストなのか、その詳細を本資料で確認してほしい。