VMware製品により仮想化したサーバ基盤がリースアップや保守期限を迎え、リプレースが必要になるケースが増えている。この際、仮想サーバ上の現行システムには手を加えずに利用を続け、オンプレミスのハードウェアだけをパブリッククラウドに移行したいという声も少なくない。システムの動作環境を変えるために、アプリケーションの改修費用や人的負荷が発生するのは、合理的ではないと考える人が多いためだ。
VMware vSphere環境を移行する際は、移行する仮想サーバの規模や範囲を明確にし、その上でスケジュールなどの移行計画を策定することが求められる。次に、サーバタイプごとに移行作業の見積もりを出すことが必要だ。そして、本番移行と同様の環境でリハーサルを実施し、その後、本番環境に移行するという流れで進めることが重要になる。
本資料では、各フェーズについて具体的な進め方や留意すべきポイントを解説するとともに、移行に関してよくある質問や起こりやすいエラーについても紹介する。さらにこのようなニーズに対応しやすい、 VMware vSphereベースのクラウドサービスも紹介しているので、併せて参考にしてほしい。