VMwareライセンス問題で揺れるオンプレ仮想化環境、浮上した第三の選択肢とは？

　VMwareのライセンス変更を受けて、オンプレミス仮想化環境の運用方針に悩んでいるという声がよく聞かれるようになった。既存環境を変えるとすれば、アーキテクチャの変更に伴い、運用方法への影響が大きい。かといって継続する場合も、ランニングコストが増加し、将来的な柔軟性・発展性への不安が残る。

　いずれもメリット・デメリットがあるため、これら以外の選択肢を模索する動きも生まれている。そこで浮上してきたのが、双方のメリットを兼ね備えた第三の選択肢だ。現環境を変える（脱VM）ケースのように、運用効率を高めつつランニングコストを低減でき、拡張性も向上させられる。また、VMwareによる仮想化環境を継続する（続VM）ケースのように既存環境からのスムーズな移行が可能で、情報漏えいやシステム障害リスクを最小化しつつセキュリティ対策と可用性を確保できる。

　本コンテンツでは、この“第三の選択肢”となり、脱VM・続VMの両方の課題を解決できるVMwareアーキテクチャを継承した国産クラウドサービスのメリットを紹介する。従来の選択肢の課題をどのように解決したのかを詳しく見ていこう。