近年、多くの企業で業務システムの老朽化が進み、属人化やブラックボックス化が深刻な問題となっている。システム開発企業であるシスラボも同様の課題を抱える1社だった。同社では、営業支援システムや販売管理システムが分断されており、データの一元管理ができず、業務の非効率化や情報の活用不足を招いていたという。
そこで業務システムを抜本的に改善するために、ノーコード/ローコード開発基盤を導入する。同基盤は生成AI機能も備えており、コードの自動生成やワークフローの自動生成によって開発工数を削減できることも大きな魅力だったという。導入の結果、専門のエンジニアに依存せず、現場の社員が業務アプリケーションを開発できる仕組みを構築することに成功する。これにより業務の効率化が進んだだけでなく、システムのブラックボックス化を防ぎ、継続的な改善が可能な環境を実現した。
現在では、従業員の約60%が同基盤を使える環境を整えており、市民開発者の育成も強化されているという。本資料では、同社がどのようにして業務システムの課題を解決したのか、具体的なプロセスを詳しく解説する。