IoTサービスや車載機組み込み開発などを手掛けるNTTデータMSE。自社だけでなく客先でも開発業務を行うこともあるためリモートワーク環境の整備に着手した同社だが、グループのセキュリティポリシーによって、原則社外でのファットPC利用が禁止されていることが課題となった。そこで導入したのが、既存のファットPCをデータレスPCとして利用できるソリューションだ。
クラウドシフトで導入していたBoxに対応したのに合わせて本格導入が始まり、約4000台のPCをデータレス化。データは全てBox上に保存されるため、PCが故障してもデータ消失などのリスクはなく、端末入れ替えに伴うデータ移行も簡易化。PCの持ち出しも安心してできるようになり、フレキシブルな働き方の実現に大きく貢献している。
導入当初は環境などの相性の問題があったものの、的確かつ迅速なサポート対応により、解消されている。事業拡大に伴いPC運用の課題が増える中、今後はPC調達の一元化など資産管理の適正化を進めていく予定だという。本資料では同社事例よりこのソリューションについて詳しく紹介する。