アプリケーション開発において、マイクロサービスをベースとしたアプローチが主流となっている。ただ、マイクロサービスベースではネットワークレイテンシが発生するため、アプリケーションがその影響を受けやすい点が課題となる。
マイクロサービスで割り当てられるレイテンシの許容枠は限定されるため、その許容値を管理する必要があるが、この鍵となるのが、バックエンドの高レイテンシデータベースへの依存を可能な限り減らすことだ。インメモリキャッシュを活用することで、低速のデータベースに依存することなくアプリケーションのパフォーマンスを向上させることができる。
本資料では、アプリケーションのユーザーエクスペリエンスを向上させるためのセッションデータ保存と、それに適したインメモリキャッシュを活用する方法を解説する。その上で、デプロイ、運用、スケーリングなどを提供事業者に任せられる、あるインメモリキャッシュサービスについても紹介しているので、併せて参考にしてほしい。