販売管理や経費精算、会計といった業務のデジタル化が進む一方、個別最適によるサイロ化が進み、システム間の連携が取れていないケースが増えている。こうした状況では、同じ内容を複数のシステムで入力しなければならない「二重登録」や、削除や修正による「データ不整合」の発生が避けられず、業務負荷やミスの増大につながってしまう。
この問題を解消し、システム間連携を実現する方法としては、連携機能の個別開発、ETLなどの連携ツールの利用などがあるが、いずれもコストや保守性、汎用性、リアルタイム性などに課題がある。そこで注目したいのが、API連携により高い拡張性やリアルタイム性、拡張性を実現する、クラウド型ERPの活用だ。
本資料では、システム間連携を実現するための3つの方法を比較しながら、特に有力な選択肢であるクラウド型ERPのメリットや選び方を解説する。実際にクラウド型ERPを活用し、経理財務領域の業務自動化や、経費精算業務の効率化を実現した企業の事例も紹介されているので、参考にしてほしい。