奄美大島の最南端に位置し、加計呂麻島、請島、与路島の有人3島を含む総面積約240平方キロに及ぶ行政区域を有する鹿児島県瀬戸内町。同町では、持ち運びが容易なワイヤレス型会議システムを活用することで議会運営における「音響設備」の課題を解決するなど、積極的に“役場DX”を推進している。
この新会議システムの導入前は、町役場の会議室で開かれる各種委員会で有線マイクを使っていたという同町。比較的大きな会議でも有線マイク2本とワイヤレスマイク2本を参加者が使い回すなど、効率の面だけでなく感染症対策の面でも課題があった。そこで改善のため、新たな音響設備の選定に着手したという。
選定に当たっては、複数の会議室を楽に行き来できる持ち運びの容易さの他、音声品質も重視。こうして会議環境を改善し、議事録作成も効率化するなど「音によるDX」を実現した同町の事例を、本資料で詳しく紹介する。会議運営に課題を抱えている企業は、解決につながるヒントが得られるはずだ。