リモートワークとともに普及したオンライン会議だが、ある調査によれば、回答者の96%が、オンライン会議に何らかの不満を感じていることが分かった。その不満の多くが、エコーや音切れといった音声品質の悪さに対するもので、これによって仕事の満足度が低下した、会社の信用度が落ちた、などの悪影響を訴えている。
現状、一般的な会議用音響ソリューションは「カスタマイズ性」と「導入/操作の容易さ」の点で二極化している。カメラ付きサウンドバーに代表されるオールインワン型デバイスは低コストで導入も簡単だがカスタマイズ性に欠け、音質や収音範囲も不十分だ。一方、システム設計を伴う固定設備製品は柔軟にカスタマイズできるが、導入には時間や手間、コストがかかる。
そこで注目したいのが、各デバイスがネットワーク上で連携し、さまざまな空間の規模や形状に柔軟に対応できる、次世代の音響システムだ。「機器のエコシステム」という概念に基づく製品群と、選定から設定/調整まで簡単に行えるツールで構成され、機器構成は5分、設置は1日で完了する他、拡張や管理も容易に行えるという。その実力を、本資料で詳しく見ていこう。