現代では、優れた顧客体験(CX)の提供で企業競争力を高めていくことが重要な取り組みとなっている。その実現に向けて、多くのマーケターたちが生成AIをはじめとするテクノロジーへの期待を寄せている。しかし、単にテクノロジーを活用するだけでは、CXの向上につなげるのは難しく、いかにテクノロジーの活用効果を最大化するか、頭を悩ませているマーケターも多いだろう。
そこで参考にしたいのが、第一線で活躍するマーケターたちが実践している取り組みだ。例えば、旭化成エレクトロニクスでは、2023年にデジタルマーケティングの構造改革に取り組み、MQL(Marketing Qualified Lead)の抽出プログラムを始動した。2024年には、その後編としてROIやCPAの見える化を実践し、コンテンツ制作の加速や高品質化、データ分析・解析の効率化などに生成AIを活用することを考えているという。
本資料では、クボタやコクヨなど合計14社のマーケターに聞いた、2024年の展望を紹介する。また、マーケティング組織のリーダー対談なども掲載しているので、自社の戦略の策定や実践に生かしていただきたい。