メキシコに拠点を置き、銀行および金融サービス事業を展開するある企業では、業務や顧客に関連する基幹データをメインフレームに集約し、運用していた。そのメインフレームでは、データのソート機能を日次バッチ処理で行っていたが、近年、CPUの負荷増大が目立つようになり、これによるコストが年間100万ドルにも上っていた。
CPUに負荷がかかっている状態の長時間化は、メインフレームにおけるトランザクション処理やCRMシステムとの連携に悪影響を及ぼし、顧客満足度やサービスレベルの品質の低下にもつながる。そこで同社は、CPU負荷増大の原因の1つである、メインフレームのユーティリティーに起因する問題を解消するため、サードパーティーツールへのリプレースを決断した。
本資料では、バッチ処理時のCPU負荷の低減とコストの削減を目指した、メキシコの金融サービス企業の取り組みを紹介する。同社がわずか2カ月で劇的な成果を挙げることができた理由に迫る、興味深い内容となっている。