インボイス制度や改正電子帳簿保存法に対応するために、多くの企業が請求書受領システムを導入した。しかし、期待していた効果が得られないばかりか、思わぬ課題が発生してしまっているという企業も少なくない。
ある企業では、請求書受領システム導入準備中に、会計システムに連携できないことが判明した。そのため、データを手動でExcelに転記し、加工して会計システムに取り込むことにしたのだが、手間やミスが増え、内部統制の面でも問題になっていた。また別の企業では、請求書受領システムが多様な請求書形式に対応できず、システムで受領できた請求書は全体の半分にとどまり、経理部門は二度手間の作業に追われたという。
本資料では、この他にも「柔軟なワークフローを設定できない」「ベンダーサポートが充実しておらず業務が増えた」「SOC(System and Organization Controls)レポートを取得していなかった」といったさまざまな失敗事例を掲載している。資料後半では請求書受領システムの適合度が分かるチェックリストも掲載しているので、自社のシステム選びの参考にしてほしい。